昔、柴犬を飼っていました。名前は「ゆき」。
ゆきが虹の橋を渡ってからもう何年も経ちます。デジカメで撮影した写真は何枚も残っているのですが、今のスマホで撮れる写真と比べても解像度は低く色合いもいまいちです。
ゆきを飼うよりもさらに前に、セキセイインコやオカメインコ、シマリスを飼ったこともあります。残念ながらその子たちの写真は残っていません。デジカメが普及する前だったからです。
今は当時と比べて比較にならないほど手軽に写真も動画も撮影できるし、画質も年々向上を続けています。そりゃもうふゆを撮りまくらないわけにはいかないですよね。
ふゆの写真も動画も基本的にはスマホで撮影していて、撮ったものはOneDriveアプリのカメラアップロード機能で自動的にクラウドへ保存されるようにしてあります。OneDriveへのアップロードが済んでしまえば、スマホ内の写真は消してしまっても問題ないので(もしスマホで見たければOneDriveからダウンロードすればよい)、スマホの内蔵ストレージやSDカードの空き容量を気にする必要はありません。
(OneDriveは無料で使える5GBでは全然足りないので、Microsoft 365 Personalのサブスクリプションを購入して1TB使えるようにしています)
そんな感じで「がんがん撮りまくって、撮ったものは残らずクラウドに保存」という環境にしてあるのですが、せっかく撮った写真や動画をどう観賞するかというのがなかなか難しいところだったんですよね。
もちろんPCやスマホで観てもいいんですが、撮ったものを勝手に表示してくれるデジタルフォトフレーム的なものがあれば便利だなぁ、などと考えていました。
そしたら、一年半くらい前から「Amazon Echo Show」や「Google Nest Hub」といった画面付きスマートスピーカーが出てきて、これらが私の欲しかった機能を実現してくれていたので、今では手放せないものになっています。
Nest Hub は Googleフォトに保存されている写真をスライドショー表示してくれます。
この記事に貼ってある動画に Nest Hub が写っていて、写真が切り替わる様子を見ることができます。
Nest Hub は OneDriveには対応していないので、スマホで撮ったものはGoogleフォトにも全てアップロードするようにしてあります。写真を撮ると自動的にアップロードされ、何もしなくても Nest Hub に表示されるようになるので、へやんぽを終えて自分の部屋に戻ってくると、へやんぽ中に撮った写真が表示されていたりするわけです。便利!
スライドショーに使われる写真はランダムに選ばれますが、比較的新しいものが表示されやすいようです。残念ながら動画は表示されません。
Googleフォトを無料で使う場合、保存できる写真の枚数に制限はありませんが、1600万画素を超える写真はリサイズされます。また画素上限を超えていない写真であっても圧縮して保存されるようです。
Nest Hub は写真表示モードにしておくと待機中は常に写真を切り替え表示し続けるので、「話しかけると反応するデジタルフォトフレーム」といった感じです。
一方 Echo Show は、ニュース記事や天気予報など色々な情報が切り替え表示されていく中で時々写真が表示される、という動作をします。
こんな感じ。
そして表示される写真は、撮影日時の月/日がその日と同じものから選ばれます。例えば6月27日には、2017年6月27日や2019年6月27日に撮影された写真が表示されるわけです。
私の部屋の Echo Show には(ふゆだけを撮影しているせいで)ふゆの写真しか映らないため、その日の何年か前の写真が表示されても「一昨年の今頃も換毛してたんだなぁ」とか思うくらいですが、リビングで使用している Echo Show には、家族の誕生日に何年も前の誕生日の写真が表示されたりして懐かしい気分を味わえるので、とても良い仕様だと思っています。
Echoシリーズはしょっちゅう仕様が変わるので、そのうち違う動作をするようになる可能性もありますが。
Echo Show に写真を表示するには Amazon Photos にアップロードしておく必要があります。Amazonのプライム会員は、Amazon Photos へ無制限に写真を保存することができます。
以上のように、撮影したものをクラウドに保存することで色々と面白いことができるようになります。
Twitterでたまに、スマホのストレージ容量がいっぱいになっちゃったから泣く泣く写真を整理した(削除した)、とつぶやく人を見かけるので、クラウドストレージサービスを利用するメリットを紹介しようと思って久しぶりに長文を書いてみました。
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今日の動画は伸びふゆです。