ふゆの両目は3年くらい前から白内障でわずかに白く濁って見えるようになっていました。

 

ですが、ふゆの所作を注意深く観察しても特に目が見えづらくなってきているような感じはなく、若かった頃と同じように動けていました。(うさぎの視力は0.05〜0.1程度だそうで元々そんなに見えていないので、少し見えづらくなったとしてもそれほど影響がなかっただけかもしれませんが)

 

年が明けて数日経ち、ふと右目だけ濁りが強くなっていることに気がつきました。

 

へやんぽ中も走り方がたどたどしかったり、開けているケージの扉にぶつかってしまったりと、目が良く見えていない感じです。

 

そして真夜中にネットワークカメラで観察していると、(以下の動画ではわかりづらいですが)首をゆっくりと右方向に回している様子が頻繁に見られました。

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ただ日中はこういった首を回す動作は全くせず、夜中にケージの中でだけです。

 

加齢で白内障が進行したのならこのような症状は徐々に現れるんじゃないかと思うのですが、「昨日はこんなことなかったのに」という感じで突然症状が出始めました。

目が白くなったことや首を回していることから、もしかしたらエンセファリトゾーン(という寄生虫によるうさぎ特有の疾患)なんじゃないか?と危惧しました。

(当然ながら私はエンセファリトゾーンに詳しいわけではなく、こういった症状が突然出るものなのかなどは全然知りません)

 

金曜日に休みを取って獣医さんに連れて行ったところ、首を回す様子(上の動画を見てもらいました)はエンセファリトゾーンで見られる神経症状とは違う、ということでした。斜頸は首が回るのではなく傾いた状態になるものだし、夜だけ症状が出るということもないそうです。恐らく部屋が暗くなることで更に見えづらくなる右側の視界が気になって首を回しているのではないかという見解でした。

右目も濁ってはいるけれど、膿んだり痛みを感じていることもなさそうなので、当面は様子を見ましょうということになりました。

 

とりあえずはエンセファリトゾーンなどの重篤なものではなさそうで一安心です。

実際、首を回す動作もあまりしなくなってきているし、慣れてきたのか走り方も段々と以前のようにしっかりとしてきています。

ただやはり走っていて障害物に当たってしまうことはあるので、右目がよく(或いは全く)見えていないのは間違いないです。

 

私がすべきことは、今までと同じように健康管理に気を使うことに加えて目の状態の観察を怠らないこと、それからふゆの部屋の障害物の危険性を減らすことですね。昔、安全対策にクッションを巻いたことを思い出します。

 

ふゆももう10歳だし、この先白内障以外にも何か不調が出てきてもおかしくはありません。

けれど少しでもそういった「不快なこと」を取り除いて、楽しく過ごせるようにしてあげたいです。

 

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動画と写真です。